久しぶりにアップします、「今夜の晩酌日記」
今夜のお酒はコレ、
本日発売になりました限定商品、「越乃寒梅 普通酒 大江山産」です。
越乃寒梅の醸造元石本酒造さんは、地元大江山地区の農家らと清酒製造の原料米となる酒造好適米(酒米)の栽培研究会を発足しており、この度のお酒はそこで収穫された酒米「五百万石」で仕込んだ限定酒なのです!
まだ大江山地区の収穫量も少ないため、特約店の中でも販売地域限定(新潟市江南区、中央区、東区のみ)、今回限りの限定普通酒です。
一般に普通酒の製造には酒米の他に一般米も使用され、越乃寒梅の普通酒、白ラベルもH26酒蔵年度までは原料米の一部に主食用米「こしいぶき」を使用していましたが、H27酒造年度の製造より全量酒造好適米の製造に切り替えました。
これにより、今年9月より出荷される越乃寒梅はすべて全量酒造好適米で製造されたお酒になったのです
そして、このお酒はそれを記念した意味合いも持つ限定酒です。
では、早速飲んでみましょう!
香りは落ちついたタイプで、洗練された清涼感ある香り、含みは淡麗ですっきりとした口当たりの後に柔らかく旨みが広がります。
そして後味のキレの良さは言うまでもなく、酒米「五百万石」の長所が引き出された、いつまでも飲み続けたくなるようなお酒です。
うーん、ウマイ
次にお酒のスペックですが
原料米:五百万石(大江山産)
精米歩合:58%
アルコール度数:15度
日本酒度:+6
販売価格(税別):1.8L 2,030円 720ml 960円
このスペックと価格は原料米を除いては越乃寒梅白ラベルと全く一緒なので、味わいを比較対象したいと思います。(ただし、白ラベルは全量酒造好適米に切り替わる前のお酒です。)
越乃寒梅白ラベルですがこのお酒も普通酒としては淡麗辛口で非常にレベルの高いお酒です。
香りも穏やかですっきりした口当たりは、キレの良さは大江山産と同系統。
どちらも食中酒として飲み飽きせず料理を引き立てる味わいです。
2本を比較すると、白ラベルの方が最初の含みで若干ですが苦味、渋みが多く感じられ、大江山産の方が口当たりはすっきりした印象。
全量酒造好適米の製造に切り替わる前の越乃寒梅白ラベルも、普通酒としてはとても品質の高いお酒でしたが、やはりオール五百万石で醸されたお酒はさらに洗練された味わいです。
まさにスーパーレギュラー酒の誕生って感じですかね~
さて、お酒の評価はこのくらいで肴と一緒にゆるりと晩酌を楽しみたいと思います。
この季節、気軽にお酒と楽しめる魚といえばやっぱりコレ!
程よく脂も乗って酒のアテにはサイコーッ!
どちらの酒ともよく合います。
しかし、二種類お酒並べて飲むと盃が進みますなぁー