昨日、麒麟山酒蔵にお招きいただき「初洗米醸造安全祈願祭」に行ってきました。
今季の酒造の成功と蔵人の安全を祈願する神聖なる儀式です。
そしてこの初洗米からいよいよ今季の酒造りが始まりました!
麒麟山酒蔵の限定流通商品、辛口シリーズは平成11年度より「吟辛」からスタートしましたが、そのこだわりに「誰が、どこで、どのように栽培したのか特定できる米で酒を仕込みたい」という思いから、蔵元と地元農家が一緒になり良質な酒米造りを取り組むことを目的に発足した「奥阿賀酒米研究会」を立ち上げ、極力その酒米で仕込み、将来は100%その米のみで酒造りをしたいという夢がありました。
そして現在、中でも重視される仕込米は100%、掛米で75%地元米で醸され、その夢の達成までもうすぐのところまで来ています。
その「奥阿賀酒米研究会」も今年で発足から20周年を迎え、会長の伊藤賢一様からも酒米造りにおける熱い想いのお話が頂けました。
益々良質でこだわりの酒造りへと向かう麒麟山酒蔵。
今季も美味しい酒ができることを期待します。